2009年04月04日

タイムスリップ

こんばんみ!
 今日は、みなさんに僕が体験した不思議な実体験をお話いたしましょう!!
 むかし、むかし・・・
それは、まだ僕が学生の時、滋賀県に一人暮らしをしていた時の真冬のころです。無限の自由を持て余してた僕は、ふと単車で日本一周してみようと思い立ち、寝袋ひとつ持ち北へと出発しました。琵琶湖沿いを進み福井県を縦断して、金沢の兼六園まで着いたときは夕方になっていました。バイクの一人旅って想像以上にきつく、とてつもない寒さのため根性なしの僕は、早くもここでリタイヤを決め込み、バイクを反転させ帰路につきました。
しかし、同じルートだとあまりにもつまらないので、岐阜ルートで帰ろうと左方向にそびえたつ山脈に向かいました。山の入り口には、〔積雪注意〕という警告がいたるところにされていていたが、何とかなるさと軽い気持ちで山道に入っていったのが、
地獄の始まりでした。

山道に入り一時間近く走っても、山道は永遠と続き、民家などもひとつもなく、すれ違う車もないという状況に・・日は落ちて、薄暗い街頭に照らされた山道をただひたすら登っていきました。
そのうち、雪が積もりだし、大雪で視界が奪われ、時速10キロでひたすら進み、途中引き返そうと思ったが、もうすこしで、山を越えられるかもしれんという思いが、僕を地獄の山の奥へ奥へと・・・・
 山道に入ってから4時間近くたった頃には、体力は限界を超え、命の危険を本気で感じていました。途中、バイクを止め、「助けてー」と叫ぶが岐阜の山中をこだまするだけ、寝袋で寝て朝まで待とうするが、当然、寒くて寝れる訳がなく、やっぱり進むしかないと泣きながら進みました。

そして、突然それは起こりました。
急に街頭がなくなり、アスファルトの道路が凸凹道にかわったのです。「やばい、なんだこれ、ありえない!ここは国道でしょ?」バイクのライトをたよりに、草が生い茂った細い道を曲がると・・・・・・
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心臓が止まるぐらいの衝撃を受けました。僕の目の前には、日本昔話に出てくるような村が広がっているのです。すべての家は合掌造りでできていて、現代の物は何もなく、真夜中のシーーンとした静寂の中、雪がシンシンと降っています。あまりの幻想的な光景にバイクを止め呆然としていました。
そして、次の瞬間身体ががくがくと震え出した。
「タイムスリップやってもーた!!」信じられないかもしれませんが、その時僕は本気でそう思ってしまったのです。
携帯電話を確認すると、やはり圏外。「やばいよ、やばいよ」
ひざが振るえ、立つことさえままならぬ状態に。
頭はパニック状態のなか、急いでバイクのエンジンを止めた。
「村民に見つかったら、きっと殺される。魔女狩りみたいに吊るされる。」極限の緊張が急に集中力を高めた。バイクを手で押しながら、真夜中の雪が積もった村を音を立てずに通り抜けて生きました。村を抜け凸凹山道を抜けると、街頭とアスファルトが復活したので、急いでエンジンをかけ逃げるように走り出しました。雪道を慌てて走ったため、2回ほどこけましたが、スピードを上げ、一時間後に、飛騨高山に着き現代の町にたどり着きました。それから、滋賀県まで放心状態で帰りました。

家に帰ってネットで調べたら、先ほどの村の正体は、世界遺産の白川郷でした。

大昔の村が完璧に再現されてるというHARDのなか、その存在を知らずに、本気で大昔にやってきてしまったと怯えながらも、懸命に脱出しようとしていた僕というSOFTが整っていたのだから、その空間は、タイムスリップしていたといっていいんでしょう。
めでたし、めでたし。




 
 
posted by sky at 07:56| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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